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中学受験が終わったきみへ

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中学受験が終わった生徒にあてた手紙。

毎年この時期が来ると、胸が苦しくなる。

最大の情熱と愛をこめて。

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〇〇くんへ


〇〇くん、いよいよ受験が終わるね。


今は、2月1日22時49分。


□□中の発表を見ずに明日の試験を受けるとのことで、一旦私のほうでやれることはやりつくして、結果はまだ分からない状態で書いています。


今、毎週あった〇〇くんとの授業の予定を消していて、改めて「中学受験のための戦争が終わるんだな・・・」と思って、なんだか寂しさを感じています。



きっと、受験の結果が出る前と出た後でもこの闘いの捉え方は違うし、受験の結果によっても捉え方は変わると思います。


だから、あえて今書きます。


人は、結果が悪いと「何がいけなかったんだろう?」と考えます。

結果がいいと、「よかった!次は何しよう?」と考えます。


不思議だよね。点数で言えばほんの少ししか違わなくても、結果でこんなにマインドが変わっちゃうんだから。



この受験で、もっと最善を尽くせたか?というと、この上ないくらいの最善を尽くしたと思います。全員がやれることをやり尽くしたと思います。

正直、こんなにやり切ったことはない。そのくらい、私も頭も時間も使ってやってきました。


そして、楽しかった。


どんなときでも素直で前を向いて、探究心が旺盛で、いつもワクワクしている〇〇くんの授業をするのはすごく楽しかったです。


めちゃくちゃ長時間一緒にいたけど、弱音を吐くこともなく、こっちが「これができたらまじですごいな~」っていうとどこまでもやる気を出してくれるので、私も声のかけがいがありました。



私が〇〇くんに何を教えてきたのか?

何を教えたいのか?

何を与えたいのか?


それを改めて考えてみていますが、

単に「受験の合格」というものを得てほしいわけではない、です。


もちろん受験の合格を必達の目標としてやってきました。


でも教えたいことはそれではないのです。



私が感じてもらいたいことは「自分で考える楽しさ」です。




「自分で読み取り、自分で考え、自分なりに筋道を立てて、勇気をもって答えを出す。」


この繰り返しが人生だと私は思っています。



だから、正直ニュートン算の速い解き方なんてどうだっていい。

仕事算だって、旅人算だって和差算だって、シリウスもリゲルもスピカも要らない。

それは「□□中合格」っていう目標に対して必要だっただけで、手段に過ぎない。



自分で目標を考え、そこにいくための戦略を練り、計画をたて、実行する。

これが目標を達成するためのすべてだけど、それは、勉強の1問1問に詰まっていると私は思うんだ。


〇〇くんとは、それを時間をかけて積み重ねてきた。

だし、〇〇くんはそのプロセスを楽しめる人です。



だから、「中学受験」っていう、明確で期限付きのわかりやすいプロジェクトは終わったけど、株式会社〇〇(生徒の名前)の活動は全く終わらない。


むしろこれから始まる。



株式会社〇〇の最強の強みは、実は「時間内に正確に問題を解くこと」ではなくって「類まれなる好奇心と探究心で物事を深堀していくこと」なんですよ。


だから、今回は正直大変な戦いだったと思う。

「パパ」「ママ」「じいじ」「ばあば」「▲▲先生」「●●先生」「私」っていうサポーターをつけて臨んだものの、「〇〇」というマシンには相当負荷がかかったと思う。


でも安心してほしい。〇〇くんの長い人生において、「時間内に正確に問題を解くこと」しか求められないことなんて受験くらいしかないから。

人生っていうものは、やりたいことが何かを考えながらいろいろとチャレンジして、自分の好きなことを探していく「探究」だとおもう。だから、〇〇くんが大人になるにつれ、〇〇くんの強みが発揮されていくことは間違いない。



「中学受験」というプロジェクトは、マシンがまだ未成熟なのに頑張らないと向こう岸まで渡れない、相当過酷なものだと思う。



それを、最後まであきらめずにやり切れたことをまず誇りに思ってほしい。自信にしてほしい。

最後まで成長し続けたことを自信にしてほしい。

そして、最後まで支え続けてくれた人がたくさんいることを忘れないでほしい。

こんなに多くの人がこんなに頑張ったのは、何より〇〇くんが愛されている証拠です。

だから、多くの人に応援してもらって中学受験をやりぬいたことを人生の誇りにしてほしい。


結果なんて、人が決める小さいものです。受かろうと落ちようと。

謎に、落ちたときのショックも、受かったときの喜びも大きすぎるけど、

本当に大事なものは「〇〇くん自分自身がめちゃめちゃ成長したこと」です。

それは結果が出る前に得られているのです。



落ち込みは「選択するもの」です。だから、選択しないでください。

「成長させてくれてありがとう!!!!次にいかします!!」

といって、次にいこう!


これから何する????



〇〇くんには、受験が終わったらやりたいこと、やってほしいことがたくさんあります。



まず、キングダムを読んでください。笑

胸が熱くなります。


本もたくさん貸します。読みましょう。


そして、早いうちに起業をしてみたり、海外にいってみてください。

そして、人の役に立つことをたくさんしてください。



学校の勉強なんて本当にちっぽけなものです。

座ってやる「進学のための勉強」なんて、世界があまりに狭すぎます。

もちろん、それにどう取り組むかで得られるものは大きくなります。だから軽視しているわけではないです。そこにロマンもあります。学校の勉強なんて頭に入れて当たり前のものだという前提です。


でも、勉強だけで、人とのコミュニケーションは学べません。

人の役に立つ喜びも味わえません。



仕事っていうものはものすごくクリエイティブで、感動的で、楽しいものです。

人生は自分が何を描くかでどんなものにすることもできます。

その楽しさを、〇〇くんには絶対に味わってほしい。


〇〇くんは、幼稚なようで実は全然幼稚ではなくて、

人への感謝や、本質に迫るもの、人の心を動かすものがすごく好きな、とっても成熟した賢い人です。


だから、受験がどうだったなんてことはもう早く終わりにして、

次、どのプロジェクトにいくのかを決めるのが楽しみです。


つまらない思春期の殻なんて絶対にかぶらないでほしい。




いっぱい書いてきてまとまらないけど、

賢い〇〇くんなら読解&要約してくれることでしょう!!!



ということで、


やっと終わったね!!受験!!!


で、次は何する??

ワクワクしかないね!!!!

 
 
 

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