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わが子にゲームをさせたくない理由

執筆者の写真: Eight∞Steps Eight∞Steps

多くの生徒さんと面談して出した結論。


「わが子にはゲームをさせないようにしよう」



シッターさんに送った、長ーい長ーい文章を、ここに転記します。


すでにゲームをしていることで悩まれている親御さんにはとっても耳の痛い話かもしれません、ごめんなさい。


これからゲームをさせようかどうか悩んでいる方のご参考になれば幸いです!



↓以下、我が家のシッターさんに送ったLINE↓


なんでゲーム、動画を見せたくない、やらせたくないのかを説明するね。


<前提>

まず、ゲーム、動画が絶対的にだめなもの、とは思っていません。

ただ、ゲームとか動画って楽しすぎるんだよね。現実世界では見れないようなものに出会えるし。

だから、もちろんいい面もあるとおもう。いい使い方もできると思う。


ただ、楽しすぎるからやりたくなるのは当たり前だと思う。そこから現実世界に引き戻されるときに、どうしても辛くなっちゃうと思うんだよね。

毎回、時間制限をつけて、嫌がる子どもから引き剥がして、っていうのは疲れちゃうし、辛い思いしてほしいわけじゃないし、親子でそんな争いをしたくないの。

親が与えたくせに、親が取り上げるっていうのもわけわかんないな、って思うし。じゃあ最初から与えんなよ、って私が子どもなら思う。


<ゲームの恐いところ>


1.楽しすぎて長時間やりすぎてしまう


そりゃあボタン一つでめっちゃとべて、好きな資材がいくらでも手に入って好きなものをつくれるって楽しいよね!

私もうまくなればめっちゃ楽しいと思う!

楽しいことをやるのはいいことだと思うんだけど、バランスが大事だと思う。

勉強もやりすぎたら肩凝るし運動不足になるし。

ゲームも、もちろん運動不足になるよね。


2.成果が簡単に出ることが当たり前になり、粘れなくなる


ゲームは、楽しく長時間続けるようにつくられているから、すぐに成果が出るよね。

ラスボスまで時間はかかるかも知れないけど、やる人がイヤにならないくらいの負荷でつくられているはずなんだよね。

クリアするのが難し過ぎるゲームって人気でなそうだよね。


で、それに慣れてしまっていると、例えば運動とか、勉強とか、成果がすぐにでないものに対して粘れるのかな・・・?って思う。

何事も楽しめる人に育ってもらいたいんだよね。何事も楽しめるまでには時間がかかるから、それを乗り越えられる人になってほしい。

だから、わざわざ今ゲームをする必要はないのかなって思う。


3.楽しみ方が制限されているので、好きなこと、得意なことの幅が広がりにくい


例えば、ピタゴラスイッチを見ると、「どうなっているんだろう?」と仕組みが気になるかもしれないけど、

ゲームは、「どうなってるんだろう?」と思う子どもは少ないと思う。

目に見えるところに仕組みがあるわけじゃないから、「こうやってできてるんだ」と思わないよね。

まさか小1が「よーし!じゃあゲームのプログラミングを勉強してこんなゲームをつくってみよう!」とは思わないと思うから(思う人もいるかもしれないけど)

ゲームを「やる」ことしかできないよね。


ゲームじゃなくて、仕組みが簡単なものなら、それを自分で応用させることができる。工夫する力が生まれる。

でも、ゲームでは生まれにくいと思う。



という理由から、私は安易に息子たちにゲームの世界に足を踏み入れて欲しくないです。

そして、一度与えてしまったら、それは親が悪いのだと思います。

ゲームに子守りをさせるために与えたくせに、やりすぎたら取り上げる、なんて理不尽な姿勢を子どもに見せたくないです。


頑張って育ててきた、こんなにかわいいかわいい愛しているわが子に、少しでも悪影響のありそうなことをみすみすやらせる、なんてことはしたくないです。


ということで、協力をお願いしたいです!

 
 
 

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